眠りの森のシンデレラ


内容も脅しみたいになって軽く落ち込んだけどこの際それはおいておこう。


ということで、まず一つ目の賭けがひめちゃんが来てくれるかどうか。


そして二つ目。


こっちの方が重要なこと。


それは、まずひめちゃんがこの手紙に気づくかどうか。



準備に手間取ったせいで、気づけば文化祭前日となっていた昨日は、ちょっとした不手際のせいですべてを台無しにするところだった。



< 132 / 138 >

この作品をシェア

pagetop