あなたのお悩み解決します~お助け倶楽部の事件簿~

3


「くさい」


部室に入るなりそう言う私に、涼は、

「すぐ終わる。ガマンしろ」

と、苦笑しながら言った。

「だから運動部ってキライなのよね」


文句を言ってもはじまらない。


野球部の部室は、汗の匂いが充満していた。

これじゃ、夜ご飯は食べられそうもないな。

顔をしかめながら中に入ると、窓側に佐藤太一がぼんやりと立っていた。


ユニフォームから制服に着替え終わっている。
< 131 / 479 >

この作品をシェア

pagetop