淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~


「……少しは笑えるんだな」



「気づいていたの?」



バイクの音が大きいせいで二人の声も自然と大きくなる




「…ますます惚れた」


「っっ!!!!」




一瞬だけ振り返り妖艶な笑みを見せたあなた









人の鼓動を簡単に速くさせる



……やっぱりこの男は厄介だ



< 226 / 310 >

この作品をシェア

pagetop