淡く儚い恋物語 Ⅰ ~君の隣で~
「……だから…強引すぎるのよ」
右手の甲で唇を押さえながら小さな声で反論する
「したかったからしただけだ」
当たり前と言うように片方の口角を上げる悠雅
身長の高い悠雅を視界に入れるには見上げないといけないわけで
「……え…ちょっと…」
顔を上げた瞬間、再び唇を塞がれる
「…やめ」
反抗しようとするも力の差なんて分かりきっている
それに
悔しいけど、もう少しこのままでいたいと思う自分がいる