窓際の山河くんの隣は。

もし、展覧会に私が出れたら、一番に山河くんに見てもらいたいと思っていた。

その夢が、かなったと言っても良いかな。



「……凛子、おめでとう」

「……ありがとう」



少しずつ近づいてくる山河くんを、高校の時みたいに避けたりはしなかった。

全てを受け入れ、私たちは初めてキスをした。



「お待たせ、山河くん。私、山河くんのこと……」

「待たせたのは俺だったかもな」

「へ?」


そういうと山河くんはまた優しいキスをして、


「お前が好きだ。これから、ずっと一緒に居てほしい。付き合ってくれないか?」

「……はいっ……!!」


私は目に涙をたくさん浮かべ、山河くんに抱き着いた。


これ以上にない幸せを私は噛みしめ、やっと両想いに慣れた山河くんが愛おしくて仕方がなかった。



ありがとう。
私はあなたからたくさんのものをもらいました。


これからも色んなこと教えてくれるんだろうけど……

これからはもっと私も色んなものを山河くんにあげたいな。



私の人生を変えてくれてありがとう。

大好きです。



【完】
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