大人の恋は甘いのですか?
と!その瞬間!電話が鳴る!

画面を見て・・・・少し緊張する!

覚悟を決めて電話に出ると・・・・


「ゆみちゃん!ごめんね!遅くなっちゃって!」といつもの
優しい声

その時・・・・

あ!私エイジンさんのこの声も好きだ!




と・・・・もうエイジンさんとは一緒にいられないかもしれないのに
そんなことをふと実感してしまった






「ちょっと明日時間を取ってもらいたいと思ったんだけど・・・
明日は午後3時から商談があって、今日久保さんに確認したら
その後接待なんだって!

だからあさって夕飯食べながら話したいんだけど・・・・開けて
おいてくれる?」

「はいっ!」・・・・もう覚悟は決めた


もうどうなっても仕方がない


エイジンさんが遠く離れてしまっても・・・・私がエイジンさんを
好きなのは紛れもない事実・・・・

この想いが届かないのはもう仕方がない



別れの挨拶は笑顔でしっかり言えるかな?・・・・・エイジンさんの
優しい声を聞きながら・・・・


そんな事を考えてた
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