俺はリア充になりたい!
高校生活の幕開け
「起きなさ~い!もう朝よ!」
いつもの声が聞こえた。
「もう朝なのかよ…まだ眠てー」
俺の名前は佐藤純一 今日から高校生になるピチピチの高校一年生だ。
さっきの声は俺の母さん 名前は佐藤恵美子 年齢は…教えるのはやめておく。
俺の家はとっくに離婚していて俺の記憶にお父さんはいない。事情は色々あったらしいのだが、聞いても何も変わらないし何よりめんどーなので俺は何も聞かないし知らない。ま、それ以外は普通の高校生だ。
「おはよー今日の朝御飯なに?」
「何食べたいの?」
「ハンバーグ」
「はい、パン焼けたよ」
もう作ってるなら聞くな!とツッコミたいのだが朝だし眠たいのでやめておこう。
「夜はハンバーグにしてね」
「はいはい、急がないと遅刻するよ~」
「あ、やべっ」
朝食をさっさと済ませ着替えて学校に向かった。
あくびをしながら歩いていると
「おはよ!眠そうだね笑」
後ろから肩を叩かれ振り替った
こいつの名前は細川春夏 俺と同じ高校一年の活発なショートカットの女の子
「おはよ~お前は今日も元気だなー。」
こいつとは中学3年に同じクラスになり仲良くなった。彼女ではない!友達だ!
「今日から高校生だね!高校生活楽しみだな~」
「高校生活か…めんどくさそうだ」
「こんなこと言ってるから彼女出来ないんだよ!もっと明るくいこうよ!」
ぐはっ!心が痛てぇ~
こいつは~と俺は細川にデコピンをした。
「痛っ!」
別に俺は高校に勉強をしにきた訳じゃない。俺は…俺は…リア充になりたい!
今はまだ彼女はいない!だけどいつの日か彼女を作りリア充になりハッピーな高校生活を送ってみたい!だから高校にきたのだ!
「うるせーなー。お前だって彼氏いないだろ?」
「うん!女の子は別に良いんだよ~笑 男はダサいよね~。」
「女に生まれたかった」
くそっ!男女差別反対!人類皆平等!
そんなこんなで学校についた。
入学式も終わり自分のクラスに向かって歩いていると
「おっはよー!元気にしてたかい、純一君?」
こいつの名前は坂上涼介 幼稚園からの友達で今では親友みたいなもんだ。丸坊主で野球部出身のスポーツマンだと思う。多分。
「昨日遊んだだろ。お前も元気だなー」
「お前も?あ、今朝春夏さんと一緒に歩いてたな笑。可愛い彼女持ちやがって羨ましいぜこのヤロー!」
肘でツンツンしながら言ってきた。
よし、殴ろうか。そう思い拳に力を入れたその時
「アブな~い!」
振り替える間もなく俺は吹き飛ばされた。
ゴンッ!俺は壁に頭をぶつけた。
涼介は隣でニヤニヤしている。こいつは大丈夫そうだな。
「大丈夫ですか?ごめんなさい」
さっきぶつかってきた子が謝りにきた。可愛いなぁ~
髪はとても長くて、あまり活発とは思えなかった。でも、おしとやかで綺麗でとても大人な感じがした。
「大丈夫だよ、こっちこそごめんな。」
そう言おうとして立とうとしたのだが周りがぐらぐら回っていて上手く立てない。
「ごめん…大丈夫じゃないみたい」
そう言って俺は気を失った。
< 1 / 3 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop