サイレント王子と秘密の恋。(修正済み)

お好み焼きパーティー


私達は、家庭科室に向かった。

ドアから覗くと舞香の言った通り
すでに睦月君達が来ていた。

篠田君達も居る。

睦月君は、丁度キャベツを
千切りしている最中だった。

慣れているせいか凄い速さで刻んで行く。

「おー凄いわね!?あんたの彼氏」

「彼氏ではないって」

そう舞香にツッコむが確かに凄い。
料理も得意とお母様が言っていたけど本当なんだ。

お菓子作りも料理も得意。
これで裁縫とか得意なら
女性としたら完璧だ。

明らかに負けている。

女として比較したら

ガーン!!

ショックを受けていたら
金本君が私達に気づいた。

「あれ?咲良ちゃんと舞香ちゃんじゃん。
おーい。おはよう」

挨拶してくれた。

あ、気づかれちゃった。

「お、おはよう……ございます」

「おはようございます」

舞香は、明るい口調で挨拶していた。

すると篠田君が

「あ、咲良ちゃんの幼馴染みって
森田だったんだ?」

そう言ってきた。

「えぇ、そうよ。
森田舞香。これからよろしくね」

自己紹介をする舞香。

えっ?
篠田君と舞香って知り合いなの?

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