LJS〜ラブジャンキーシンドローム〜
変化
誕生会を終えた朝帰りの今日は、仕事も休みで。


だけどさすがに、振ったその日に2人っきりは気まずくて…

今回の事務所掃除は中止を告げた。



そして部屋でゴロゴロしながら…


一生の事を思い返す。



いつから…?

隼太を想う私に、どんな気持ちでいたのかな…



胸がキュッとなる。




ー俺が中毒的に好きになっても?ー


今になって、ちょっと勿体無かったかな…
なんて思う。


だってせっかく、求めてた中毒愛が手に入ったかもしれないのに。



いつもすぐに飽きられて来た私にとって…

なかなか手に入らないそれは、魅力的で…



なのになんで隼太なんだろう!

隼太のどこが好きなんだろう?



きっと好きに理由なんかなくて…

だけど隼太は、中毒愛と同じくらい手に入らない存在で…


それでも、諦められない。




ふと、気づいた…


"手に入らないそれは、魅力的で"




手に入らないから、諦められない?





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