嫌われている君がスキ
プロローグ





記憶がある時から


ずっと、ずっと




皆が好きな物や、興味をもつ物に、私は無関心だった。



興味が沸かないんだ。



だって、それは皆が認める物だから。



皆が美味しいってゆうなら、美味しいんだろう。


皆があの子はいい子ってゆうなら、その子はいい子なんだろう。


わかりきってしまっている。



皆がその存在を認めて、褒めて。
誰からも好かれて輝いてる物達。



………つまんない。


そんな存在、つまらない。




< 1 / 11 >

この作品をシェア

pagetop