【短編】甘い香り-Last×kiss-
俺と榊原は、屋上へ向かった。榊原からたまに香るシャンプーの匂いが、悠季の物と同じで、俺の胸をくすぐる。


「…どうしたん?」


黙り込む榊原に、俺はそっと口を開いた。
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