彼との予定はいつも未定
私と彼の関係

「私のこと」


父は日本人。母は父より15歳下の台湾人。
父が46の時の子で、長女として生まれた。
一つ下に弟がいる。弟は現在アメリカのボストンへ留学中。

私は3歳からピアノをやっていた。
小学校1年生から訳もわからず、コンクールに出ては入選、あるいは賞を貰ってきた。

中学は受験し、音楽科のある女子校で6年間、一貫教育を受けた。
この6年間で夢だったピアニストという職業を私は諦める事にした。学年1位のピアノの成績や、コンクールの受賞もあったのに。


音楽は大好き。知識だって勉強したい。

そういう気持ちは強かったけれど、ピアノに向かうと、当時の師との意見の違いに悩まされ、ピアノを弾くことが嫌になってしまっていた。

そんなとき大学入試が始まった。
今までやってきた音楽を私から差し引くと何も残らないため、当然のように音大を受けた。

名門校2校への受験。
第一志望校の入試で緊張し、納得のいかない演奏をして、繰り上げ合格になった私。

第二志望校はすんなり合格していて、親には入学費用を払って貰っていたけど、

このままじゃ何も変わらないと思い、繰り上げ合格になった、あえて音楽でいう慶應のような学校に入学した。

そんな場所で出会った
優秀な彼との話を書いていきます。

< 1 / 2 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop