キャラメルに恋して

┗隼人side2





夢であればいい……何度そう思っただろうか。




でも俺は、有野の口から真実を知ってしまったんだ。



なかった事にしたかった、いや、そうしないと俺が壊れてしまいそうだった。



だけど無理だっって事は、わかっていた。






有野は、言ったんだ。




聞き間違いなんかじゃない………。






有野は、確かに言ったんだ。






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