月の花弁


「美早、と言ったか?



「はい!



美しいに早いと書きます。」




素直で気に入った……」






今頃ユリが気配を消していて


見つけられないと慌てふためいているだろうか……








――――氷のバラから雫が三滴落ちる…


既に花瓶は溢れそうだ…


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