能あるイケメンは羽目を外す
それもこれも副社長を解任するためだ。

仕事をしてる時の陽斗の目は真剣で、どこにも隙がない。

多分、それが本来の彼の姿なのだろう。

そんな陽斗に対しての態度が一番変わったのは杉原さんだ。

陽斗に説教する事が一切なくなった。

忠実な部下となり、陽斗を補佐している。

「翔馬を副社長の座から引きずり下ろす準備は整った。杉原、明後日翔馬が出張から戻ってくる。それに合わせて臨時取締役会議を招集して」

「わかりました。いよいよですね」

杉原さんが黒い笑みを浮かべる。

この数日、かなり忙しかったはずなのに、陽斗と杉原さんが凄く生き生きして見える。

今私達が起こそうとしているのは、クーデターだ。

もっとピリピリした空気になっていいはずなんだけど……何だろう。凄く楽しそうに見えるんだよね。

この二人、息もぴったりで……最強コンビじゃないかな?
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