Sugar Love 番外編②
「ユズハ、もう食べ終わったの?わたしに気にしないで部屋に戻っていいのよ?」



レベッカが優しく言うと柚葉ははじかれたように立ち上がった。



「ゆず?まだ食べ終わっていないじゃないか」



琉聖が柚葉の周りの皿の中身を見た。



「お昼が遅かったから・・・ごちそうさまでした もう休みます」



みんなに頭を下げると柚葉はダイニングルームを出て行った。







「柚葉ちゃん 大丈夫かしら?」



貴子が柚葉が出て行ったドアを見つめたまま口にした。



「ゆっくり休ませたほうがいい」



心配する貴子を琉聖が安心させるように言った。



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