Sugar Love 番外編②
鏡の中の自分は痩せたように見えた。



無理もないか・・・。



ほとんど食事を取っていないのだ。



食べる気持ちも起きなかった。



「いつまでそこにいるつもりだ?」



長く洗面所にいる柚葉が心配になって見に来た。



「は、はい・・・」



柚葉はため息を吐いて豪華なリビングルームに戻った。



琉聖は足を組んでソファーに座っていた。



「俺の事が嫌いになったのか?」



「・・・嫌い・・・」



そう思われた方が良いのかもしれない。



「どこが嫌いなんだ?」


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