「素直じゃなくて、悪いかよ。」


雨は、分かりやすくないし。



私は、鈍感じゃないし。



「ったく。あんた達不器用すぎ」



風ちゃんは、意味不明な言葉を残し、一時間目が始まるため自分の席に戻って行った。



「じゃあ、席替えでもするかー」



先生のやる気のない声が、響いている。



席替えかー。



結構、重要だよね。席替えって。



風ちゃんと近くになれればいいなぁ。



そんな事を思いながら、紙を引く。
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