溺愛ドクターは恋情を止められない
だけど、こんなに辛いのはどうして?
私、高原先生のことが、好きなの?
「先生が戻ってきたら、サッカーしよ」
「いいよ」
笑顔を作りながら、動揺していた。
いつも見ているのは、きっと私の方だから。
「悪い、悪い」
それからすぐに高原先生が戻ってきた。
「病院ですか?」
「うん。でも電話でなんとかなった」
休みとはいえ、担当の患者についてはいつも電話が入る。
「ねぇ、サッカーしよー」
「おぉ」
先生は清春君が持ってきたサッカーボールを手にして、芝生広場に向かった。
それから三人でパスをして、ひと汗かくと、清春君の提案でミニゲームをすることになった。
高原先生が大きな棒でゴールを描くと、清春君と私がチームを組んで試合開始。