溺愛ドクターは恋情を止められない

だけど、こんなに辛いのはどうして?
私、高原先生のことが、好きなの?


「先生が戻ってきたら、サッカーしよ」

「いいよ」


笑顔を作りながら、動揺していた。
いつも見ているのは、きっと私の方だから。


「悪い、悪い」


それからすぐに高原先生が戻ってきた。


「病院ですか?」

「うん。でも電話でなんとかなった」


休みとはいえ、担当の患者についてはいつも電話が入る。


「ねぇ、サッカーしよー」

「おぉ」


先生は清春君が持ってきたサッカーボールを手にして、芝生広場に向かった。

それから三人でパスをして、ひと汗かくと、清春君の提案でミニゲームをすることになった。
高原先生が大きな棒でゴールを描くと、清春君と私がチームを組んで試合開始。
< 140 / 414 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop