【番外編追加♪】オ・ト・ナの、お仕事♪~甘いキスは蜜の味~【完結】
廊下に入ってすぐ左手に、ちょっと立派な木製のドアがあった。
ドアには何も書かれていない。
少し先には、やはり同じようなドアが並んでいる。
――ど、どこに行けばいいの!?
私は、焦った。
これ以上ないくらい焦りまくった。
――ううっ。
会社の廊下から、電話で『面接会場どこですか?』って問い合わせしたら、かなり間抜けだよね……。
こうしている間にも、刻一刻と面接時間は近づいてくる。
私は意を決して、ノックしようとドアの前に立った。
その時。
ゴイ~~ン!
素晴らしく小気味よい音を上げて、何の前ぶれもなく勢いよく開いたドアが、私の顔面を見事に直撃した。