紫の月が浮かぶ夜
新選組と私
暑い 暑い 京の夏





いったいどのくらいの時間走っただろうか


もう、息が続かない。

体が暑い  水がほしい。


あれ。私今何してるんだっけ。

ここはどのへん? 江戸からどのくらい離れた?

ふと前を見ると、【新選組屯所】
そう書かれていた。

「し………ん……せ____」
そこで、私は意識を手放した。   
___________________

< 2 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop