約束花火〜君と過ごした夏〜

「……。」

四千円あったら充分じゃねぇか!?
こいつは何円の海鮮丼と食べる気だ!?

「な…何だ…?」

心の声が聞こえたのか少し怯える駿。

「お前は何円の海鮮丼を食べる気なんだ!?」

「なんでだよ〜!海鮮丼って3000円ぐらいだろ?」

「3000円のもあるけど1000円ぐらいのもあるわ!それで充分だよ!」

「おぉーそうなのか!」

駿、海鮮丼食べた事ねーのか?
誰が3000円の海鮮丼を食べんだよ!

「で、どこに海鮮丼があるんだ?」

周りをキョロキョロしながら携帯で
何を調べる駿。

「俺のオススメのとこでいい?」

「おう!食べれるんだったらどこでもいいぜ!」


「じゃあ早く行こうぜ。」

俺は携帯を触ってる駿をほって
歩き出した。

「ちょ…待ってって!」

「早く来い!」
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