死んでもずっと友達だよ
「浩太、私たち、友だちだよね。

これから先も、ずっと……」




そう言って夏希は浩太の手を握った。




浩太は夏希の氷のように冷たい手に触れると、ゾッとして悲鳴を上げた。




「浩太、私たちは、いつまでも、ずっとずっと、友だちだよね」




浩太は夏希に握られた手を振り払おうと、必死になって、腕に力を込めたが、夏希は浩太と繋がったその手を決して離そうとはしなかった。
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