ひまわりの約束ー君だけを、ずっと。[完]

陸斗くんを待っている時間は、全然苦じゃなかった。



なぜだか、ひとりでいても幸せに感じられた。



「わかった。でも彩葉、日曜日の約束は忘れないでよ?」



「もちろんっ!楽しみにしてるっ」



日曜日は、彼女たちと少し遠出をして、洋服などのお買い物に行く約束をしている。



「彩葉、がんばってね。押して、押しまくって、永瀬くんのこと振り向かせてやんなっ」



「うんっ!がんばるっ」



みんながあたしに手を振りながら笑顔で帰っていく。



「バイバーイ。ありがと~」



そう叫びながら、あたしは両手を大きく振って、みんなが帰っていく姿を昇降口から見送った。



今日もまた、いつもと同じこの場所。



昇降口の階段に座って、陸斗くんがやって来るのを待つ。



陸斗くんと一緒に帰りたいから。



もっと話がしたいから。



あたしのことも、もっと知って欲しいから。
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