あの日の雪を溶かすように


ずっと一人だって、
思ってたよ。


信じるのは、裏切られる為の行為だって…


全部、違った。


どんな時も、誰かがいた。


変にカッコつけてた、
だけだった…。


「…馬鹿だね、私…」


「馬鹿でいいんだよ。
俺がいるから、馬鹿だって…」


「…ありがとう。」


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