マシュマロな彼
●悪魔の微笑み

・放課後






「桜~♪かえろ~」



その日、いつものように雪がそう言って



いつものように雄也くんと三人で帰るはずだった。


だったのに………



「ゆきー。ちょっといいー?」



教室のドアの方から、いつか聞いた声が聞こえてきた。




そこにいたのは



………果奈ちゃんと……姫香ちゃん?



そして、その後ろには……





恋ちゃんが立っていた。





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