マシュマロな彼

・雄也side






俺は、雛ちゃんの手を取り、歩き出した。


悲しそうな雛ちゃん……。


そんな雛ちゃんを見てられなかったんだ。





雪……。




お前、もっと雛ちゃんの事見てやれよ。



こんなに無理してるのに…気付かないのか?



彼女なんだろ?



お前の大切な人なんだろ?




言いたいことだって、いっぱいあるのに、こんな小さな体に溜めてんだぜ?





雛ちゃんは、俺の友達でもあるんだよ……。






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