マシュマロな彼



「雪っ?ちょっと大丈夫!?」


「どうしたんだよ」


「やっ、雪…さっき頭打って、打ち所が……」



急いで雪の元へ駆け寄る。


心臓がどきどきと高鳴ってうるさくて……。



横にいたはずの梅田先生も焦ってるみたいで


うつ伏せになった雪の体を仰向けにした。




「雪っ……ゆきぃ」


「ちょっ、八枝……落ち着け」


「えっ…」


「こいつ、よく見てみろ」




ため息をつく梅田先生の指を辿って雪の顔を見た。


なんて穏やかな顔……。



「やだっ、ゆき!死んじゃだめ」



「だから、よく見てみろって」





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