マシュマロな彼
「さくら嬉しそう…」
むふっ、っと笑みを零す雪は嬉しそうな顔をしていた。
「うん、嬉しいもん」
友達なんか要らない……そう思ってばかりいた私。
実際、友達がいなくて困ることなんて少ししかなかったし、寂しくも何ともなかった。
だけど、姫香とい友達が出来てから、心が春の陽だまりみたいにポカポカするのは気のせいだろうか。
姫香と仲良くなりだしてからというもの、他の女の子とも話すようになった。
心の底から笑える、ってこんなに幸せなんだ。
毎日が色濃いものになって、毎日が楽しくなって……。
青春ってこんな事を言うのかな…なんて。
汗臭いだけじゃないだ…、青春は。