ルームシェア。


「わかった!紹介してくれ、その部屋!」

「もちろん!!じゃあ明日、ここの駅の改札前に集合でいい?あ!連絡先交換しよっか!」


俺達はすぐさま緑と白のメッセージアプリで連絡先を交換した。


「黒崎くんって帰りは電車だっけ?」

「あぁ。たぶんそろそろ来ると思う」

「じゃあ、私はこの辺だから!明日は11時半頃に待ち合わせでいいかな?」

「おう。てか、大丈夫か?送ってくぞ?」

「大丈夫!もう目と鼻の先だから!早く帰って準備しなきゃ!じゃあ、また明日ね!」

「ん。着きそうになったら連絡すっからな」

「はーい!おやすみなさーい!」


そう言いながら姫島はぶんぶんと手を振って帰った。

まぁ、あれなら大丈夫だろ。

少し心配もあったが、俺も今日は明日に備えて早めに帰ることにしよう。

そして俺は駅へと歩いていった。
< 11 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop