何時かの約束達。 



「ダメじゃない。
 怒ってもない。
 
 ただ、、、拗ねただけ。


 本当はひろくんのこと嫌いじゃない。
 ごめんなさい。」



「拗ねた?」



どうやら何に私が怒ってるのか分からなかったみたい
何ですねてるの?って思ってるみたいだった 


「私根暗じゃないもんっ」


「ごめんなさい。
 冗談のつもりだったんだけど、、、
 これからは気を付けます。」



何か気まずくなってきた


「こちらこそ嫌いっていってごめんなさい、、」


「ううん、大丈夫だよ」


大丈夫なわけがない、、、
誰だって嫌いっていわれたら傷つく

今頃自分が発した言葉を後悔し反省した
言ったあとに反省しても仕方ないんだけど、、、

カレを傷つけたことに変わりはない。



「本当にごめんなさい、、」


「なんでりおんが謝るのー、、」


なんでって、、、
傷つけたからだよ………。



「嫌いって言ったから………
 言われたら悲しくなるから
 傷つけたから
 だから………。」


「最初に傷つけたのは僕の方だし」



確かにそうなんだけど、、、、
言っちゃいけないことを私は言ってしまった。





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