ア・イ・シ・テ・ル
その目は身震いするほど鋭くて怖い。


男はすぐどこかに言ってしまった。


ふぅ、よかった。


「ミズキさん。ありがとうございます。すいません。お礼も出来なくて。」


「いえいえ。ゆいちゃんが無事でよかった。じゃあお礼としてBARにきてくれる?」


BARか。もう、行くことはないと思っていたけどまぁ、お礼もかねてだし。


「はい。」

そう言ってミズキさんの隣を歩く

「ゆいちゃんって毎日ここに来てるの?」


「いえ、毎日ではありません。気が向いた時だけです。」


「へぇー。そうなんだ。ところで何歳?」


何歳かここにきて初めて聞かれた。ここで17といって返されたら嫌だ。

「19です。ミズキさんは?」


「俺はねー18だよー。」


え?18さい?20さいぐらいだと思ってたからちょっとびっくりだなぁ


まぁ、所詮どうでもいいけれど

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