ア・イ・シ・テ・ル
別に会いたいとは思わないから来なくてもいいけど・・・


あ、もう12時だ・・・


帰らなくちゃ・・・


もうここには来ないだろうなぁ


「ミズキさんー。私もうかえりますね」


「あ、わかった。気おつけてね。いつでも待ってるから」


そう言って席を立って出口に行こうとするとドンっ!


「痛っ!」


突然大きな壁にぶつかった


こんなとこ壁とかないよね?

ならぶつかったのってひと?

「あ、ごめんなさ・・・い・・・。」

顔を上げると綺麗な男の人がいた

綺麗・・・

素直にそう思った

そしてうあを見ているのにうあをその瞳に写していない瞳がうあをゾクゾクさせる

「・・・おい。邪魔だ。どっかにいけ。」
< 6 / 70 >

この作品をシェア

pagetop