The things that I want to believe.

麻里の家に着くと麻里の彼氏さんと
秀樹くん、龍司くんと..涼斗くん。

みんな「お疲れー!」

と明るく迎えてくれた。
びっくりしたの。
麻里から彼氏さんと一緒に
ぱぶに来てた秀樹くんがいる
としか聞いてなかったから。

私「お疲れ様です、
遅れてすいませんっ(*^^*)」

国分さん「もぅ締めのうどん入ってるよー!
とっといたから食べなー!」

私「わぁい!おいしそう!」

龍司「由美ちゃんってアパレルなんでしょ?
立ちっぱなしきつくない?」

私「毎日ぱんっぱんですよー!
足くさくなるし!」

なぁんてろくに自己紹介すらせずに
わいわいできる気さくな人たちでした。笑

ゲームしたり写真撮ったり
くだらないいたずらして遊んでたら
時間はあっという間に来て
次の日も仕事のあたしは
遅れてきたくせにさっさと退散..

みんなに見送られて
またねって別れた後の
家までの道のりは少し寒くて
何度も冷たい空を見上げながら
帰りました。

星が綺麗でね、風は冷たいのに
なんだか心地よくて、初遊びなのに
名残惜しく感じたのはいつもの
寂しがりがでてきてたのかな?
それとも..?

ううん。まだこの時もあたしは
涼斗くんに対しての自分の気持ちが
芽生え始めてたこと..

気づきもしなかった。
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