ゆめ
支度を済ませ、会社へ向かう。
電車に揺られながら、僕は今朝の夢の事を考えていた。

なんでだろう、いつもはこんなに気にならないのに。
夢に出てくるあの彼女…どこかで会った事あるような、ないような。

そんな事を考えていたら、下りる駅に着いた。
ボーッとしていた僕は、駅員さんのアナウンスでビクッとしてしまった。
周りの視線が痛い。
恥ずかしくなった僕は、逃げるように電車から下りた。
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