〜君と過ごせた時間〜


駅には、もう


愛人君がいた。



「ゴメンね。遅くなっちゃった」



「別に今来たばっかだから」



愛人君はこう言い

なんかうつむいてしまった。




「なんかへんだった?」



「いやその逆。めっちゃ可愛い」


私は少し照れちゃった。それを隠すように


「愛人君すごくかっこいい。」


今日の愛人君は

もっとかっこいい。




「行っこっか」


「うん。でもどこに?」



「秘密。着いてからのお楽しみ。
じゃあ電車乗るぞ!」



「ちょっと待って、切符買ってない」


「それは大丈夫。もう買ったから」



愛人君の手を見ると


二枚の切符があった



「えっ⁉︎ありがと。今から
お金出すから」



「いいよそんなの」



私は素直に従った。



二人で電車に乗った




そして

着いた先はー


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