俺様王子?!
~放課後~


はぁ~。行くか。


~視聴覚室~


「失礼します。」


ん?誰かいる。


「あっ美姫さん。
確か副会長でしたよね。
僕は会長の龍斗とです。って同じクラスだから知ってるか(笑)」


「うん!龍斗会長。わたしは美姫でいいですよ。
あっ…タメとかいい?敬語なれてなくて…」


「うん。いいよ。僕もタメにするから!」


…へぇ~龍斗君って顔だけじゃなくて、本当に性格もいいんだ…。
これは、モテる訳だ。
しばらくすると、他のメンバーも集まって来た。


「じゃ、全員集まったから本題に入るぞ。
今日は寮について話す。あと、挨拶だな。じゃ、会長からよろしく。」


「はい。会長の一年A組永騎龍斗です。一年ですが、頑張ります。皆さんよろしくお願いします。」


「次、副会長。」


あっ…私か。


「副会長の同じく一年A組七瀬美姫です。
まだまだ分からないこともありますが、頑張るのでよろしくお願いします。」


「はい、次」



段々紹介、挨拶をして次の議題に入った。


「次は寮についてだが…部屋数の関係により、二人で一つの部屋にしてもらう」


『え~』


全員の声がそろった。
やっぱり皆も嫌だよね。
知り合ったばっかりの人と、同じ部なんて…私もイヤ!


「ちなみに部屋割りはこっちで決めた。
まず、会長と副会長、最上階の一号室。~~」


え?龍斗君と同じ部屋……………!!!


「ちょっと待って下さい先生!!私達、高校生が男女同じ部屋なんておかしいと思います!!!」




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