13歳の冬 ~私の心の声~
私は
「こっちに来て。」と、飛花ちゃんによばれ、近付いて行きました。
教室のうしろの角に立たされて、気付けばクラスの大半の人に囲まれる形になっていました。
泣いていた時に、助けてあげたあの子も。
あまり、関わりもなかったあの子も。
話した事もほとんどないあの子も。
なんか、めっちゃ裏切られた気分でした。

そして、飛花ちゃんに言われた事は……。
「あのさぁ、前に萠ちゃんに学級会で何か言った?って聞いた事あったじゃん?あの時さぁ、何も言ってないって言ってたよね?
でも、本当は言ったんでしょ?華都(かず)ちゃんから聞いた。てか、朝教室でご飯食べてたって絶対私の事でしょ?
なんかさぁ、めっちゃ裏切られた気分なんだけどぉ?」

私が飛花ちゃんに話されていた時、ずっと咲姫は廊下にいた。違うクラスの人は別の教室に入ってはいけない。という先生の指示で。
でも、教室の外にいるためこちらの状況が読めず、笑っていた。

そんな時に、飛花ちゃんは周りの奴らとコソコソしゃべって笑い出した。
その様子が、怖くて、恐ろしくて。
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