チャラ男くんの忠実なる犬
1人で撮影を終えた
欄が戻ってきた。


「俺のわんこ、ナンパしないでくれますー?」


ぎゅ…


「ちょっ!欄っ!」


後ろから包みこまれた。
ただえさえいつもより色気倍増なんだから、やめてよ~


「元々は俺の華だったんだけどな。」


え…


「悪いね~理斗さん。
俺に忠実なんで。この子。」


「アハハー。余裕ないね。チャラ男くん。」


なんでしょう…
二人がなんだか、バチバチなんですけど。


「華ーあっち行こ~」


「えっ!ちょっと~!」


ずるずる引きずられるがまま、休憩スペースに入った。



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