最期の"ありがとう"
でもね私、嬉しくてしょうがなかったのに


" そらそうじゃん "


" 美味しいに決まってるじゃん "


とか冗談の言葉しか言えなくて 


一番伝えなくちゃいけない"ありがとう"


の言葉を言えなかった


だから私は


一流の調理師になって


お母さんに料理を振る舞って


今度は心の底から"美味しい"って思わせたかった


そしてお母さんの顔に最高の笑顔を作れたとき


お母さんに





      " 今までありがとう "



って伝えるのが私の夢であり、調理師になろうと思った理由です。




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