偽りの翼Ⅰ 



「陽翔、朝ご飯食べるよね?」



「あぁ。」



「はい、これ花恋ちゃんと作ったの。」


そう言って千尋くんはお味噌汁を出した。



「へえ〜、料理できるんだ?」




陽翔は私にそう聞いてきたけれど



「ううん!千尋くんのおかげでこんなに美味しい料理ができたの!」



と答えた。



千尋くんが教えてくれたから出来たから。



「ん、うまい。」



陽翔にも好評のようだ。



「よかった」








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