幸せの行方
新たな世界

私は、会社の同期
下宿のお兄さん達に
「父の元で、暮らして行きたいと
思います。」
と、話した。

私は、
「皆から、沢山助けてもらったのに
なにも、返せてない。」
と、言うと

「「「私達といつまでも、友達でいること。
私達を、忘れないこと。
を、守ってくれたら、許す。」」」
と、言って貰えた。

「‥‥‥もちろん‥‥
本当にありがとう。
皆が、いてくれたから‥‥」
私は、涙が溢れた。



飛行機に乗り込むと・・・

「って、なんで、お兄ちゃんも?」
と、びっくり・・

すると、
「千佳がいない、日本に
俺が、いるわけないでしょ。
まあ、元から転勤の話しが、
出ていたんだよ。」
と、あっさり。

私が、日本にいたから、
転勤しなかったの
ごめんね、お兄ちゃん。

ヒロ君は、空港まで見送りに来てくれて
「千佳、俺は、お前が好きだった。
まあ、千佳が俺に友逹以上の
気持ちがないのは、わかっている。
だけど、何も告げずに離れたくなかった。
本当は、俺が幸せにしたかったが
お前は、向こうで幸せになれ。」
と、言ってくれた。


「ありがとう。
ヒロ君には、沢山助けてもらったのに
ヒロ君の幸せを願ってる。」
と、私はかえした。



ヒロ君を好きになれたら、
幸せになれるのは、わかっている
でも、今の私は、
恋愛に心が、ついていかなかった。
< 53 / 69 >

この作品をシェア

pagetop