俺様と双子達2
もうヤダ…。



「ごめんね蒼君…。あたし蒼君が大好き~…。」

「わかったから触らせろ。」



蒼君の近くに寄ると立ったままのあたしをギュッと抱きしめた。



浮気じゃなくてよかった…。



「仲直りした?」

「まだしてねぇな。仲直りに必要な物がかけてる。」

「ココで!?」

「バレたらヒナ兄にキレられんな。でも久しぶりのスリル。」



スカートの中に入ってきた蒼君の手…。



やっぱり最終的にはこうなるのね…。



「最近ヤれてねぇから溜まりまくってんの。」



耳元で囁かれた声に身体が熱くなった。



あたしも久しぶりだから…。



「おい。久しぶりに来てみたら何やってんだよお前ら…。」

「ヒナ兄~…。疾風君に何も聞かなかったのかよ…。」

「知らねぇよ。イチャるなら家に帰ってからにしやがれ。俺は今からこの数字と戦うんだから…。」

「じゃあ帰る。」



蒼君がさりげなく繋いでくれた手は外に出てもそのままで…。



手も握らない関係なあたし達は一歩だけ進展しました!!



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