秘密の放課後〜彼には裏の顔がある〜





「ちょっと待って!明日は誠と一緒に水族館に行く約束してるんだよ?」


「いいだろ別に!前に俺が連れて行ってぬいぐるみ買ってやったろ?
また違う日にでも行けよ!」


「何それ…楽しみにしてたんだから!」


サツキは剥きになって光輝に言った。


「サツキ!光輝がこうやって俺にお願いなんてしたことないし、水族館は来週に連れて行ってやるから我慢してくれ?
サツキが欲しいもの買ってやるから!」


「えっ!!いいの?
仕方ないから誠に免じて明日は我慢してあげる。」


サツキは何か欲しいものがあったのか、あっさりと引き下がった。


その日は夜遅くまでサツキの家に居て自分の家に帰り、次の日の朝、俺は圭介の家に行ってバイクを借りてサツキの家に行った。






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