嘘とワンダーランド
最初の難題であるお母さんを解決した後の次の難題は、お父さんである。
お母さんがお姉ちゃんのことを許したとしても、お父さんはお姉ちゃんのことを許してくれないかも知れない。
そう思ったら、不安で仕方がなかった。
どうか、うまく行きますように…。
わたしたちはお母さんの後ろについて行くように、居間の方へと足を踏み入れた。
お父さんは縁側で横になって、日向ぼっこをしていた。
温かい日差しを浴びているせいなのか、ウトウトしていた。
「お父さん、早苗と若菜がきましたよ」
お母さんは声をかけた。
「――えっ?」
お父さんはパチリと閉じていた目を開けると、わたしたちの方に視線を向けた。
「――若菜と正文くん…」
お父さんの視線がわたしたちからお姉ちゃんたちの方へと向けられる。
「――早苗か…」
呟くようにお姉ちゃんの名前を呼んだお父さんに、
「ただいま、お父さん」
お姉ちゃんが言った。
お母さんがお姉ちゃんのことを許したとしても、お父さんはお姉ちゃんのことを許してくれないかも知れない。
そう思ったら、不安で仕方がなかった。
どうか、うまく行きますように…。
わたしたちはお母さんの後ろについて行くように、居間の方へと足を踏み入れた。
お父さんは縁側で横になって、日向ぼっこをしていた。
温かい日差しを浴びているせいなのか、ウトウトしていた。
「お父さん、早苗と若菜がきましたよ」
お母さんは声をかけた。
「――えっ?」
お父さんはパチリと閉じていた目を開けると、わたしたちの方に視線を向けた。
「――若菜と正文くん…」
お父さんの視線がわたしたちからお姉ちゃんたちの方へと向けられる。
「――早苗か…」
呟くようにお姉ちゃんの名前を呼んだお父さんに、
「ただいま、お父さん」
お姉ちゃんが言った。