~*笑顔*~

姫になる

おもわず涙がでた

久しぶりに泣いた

『よかった…』

リュウ『お前は今日から龍乱の姫だ』

『いや、わたし仲間でいいよ
 そんな守られるような弱くない』

わたしは、いままで喧嘩してきて
自分の弱さを隠すため
片っ端に人を殴っていたから

そしたら、いつのまにか噂されるようになりフードを被ってるから、
顔はばれてないけどね

リュウ『お前は強いかもしんねぇでも、女だ』

ユウキ『そーだょー!俺らに守らせて?』

『でも、姫になったら龍乱の弱点になる…』

リョウ『心配するな俺らが守れないとでも?』


私のせいで喧嘩はさせたくない

信じてないわけではない…

私の頭をポンポンとたたき

ユウキ『大丈夫だよ』

結城の大丈夫が私の心があたたかくなった

大丈夫…だよね

『わかった』

リュウ『決まりだな みんなを集めろ』

ユウト『りょーかい!』

そう言って部屋を出て行き

いっときして帰ってきた

ユウト『集まった』

リュウ『よし、行くか』

と、龍が動き出したのを合図にみんな部屋を出て行く

結城が動かない私をみて手を引っ張った

いま、手を繋いでる状態

これは、誤解されちゃう!

『結城、手はなして』

ユウキ『いいじゃん!』

なんか、恥ずかしい

『みんなのとこにいくんでしょ?
 こんな私と勘違いされちゃうよ』

ユウキ『別に勘違いされてもいいんだけど♪』

え?こんなブサイクとだよ?

結城は、どんな趣味してんだろ心配だよ

『それでも、はなしてほしい』

ユウキ『仕方ないなぁ』

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