俺様王子とラブレッスン②
結構、話してきちゃったからなあー。
時間は、5時半になっていた。
この時間なら弟も帰ってきてるだろう。
そう思って勢い良く扉を開けると
上半身裸で、タオルを頭にかけてる弟。
「あ、姉ちゃんおかえり」
普通にそういう。
「りょ、遼河…っ!!
何してるの…!?」
そう言って棒アイスを落としてしまう。
「は? 風呂から出てきただけなんだけど」
そう言いながら
私の落としたアイスを掃除してくれる。