茶髪くんと日陰ちゃん
「ひっく…うぅ…っ…」
小学4年生の時、私は同じクラスメイトの男子に馬鹿にされてその帰り西公園で一人で泣いていた。
「何泣いてんだよ」
そんな声が聞こえて、声がした方を見るとランドセルの肩をかける所を掴みながら私を見る風間君の姿。
その姿にも私は怯えてしまう。
「ぁ………」
既にその頃から私は風間君が苦手だった。
「あじゃなくてなんで泣いてんのか聞いてんだけど」
幼い風間君は私の前に立つ。