茶髪くんと日陰ちゃん
この状況は今日の朝も………
私…今度は遠原君に押し倒されてる…!?
「え……っ…と…」
私…今日きっと運勢が悪い日なんだろうな…
他の女の子からしたらいいのかな……。
「日景ちゃん、おもしろい。
俺気に入ったかも」
目を細めて笑う遠原君の笑顔。
おもしろいなんて今まで全然言われたことないし…
何を思っておもしろいなんて…
「お…起きるから…退いて……?」
こんなんじゃ寝るに寝れない……っ…
教室に戻って机に伏せてた方がまだ寝れそう…。
「んーん。
退かない、日景ちゃん何したか分かってないの?」
何したかって……
なに……?