星の数ほど君が好き
夏祭り


帰り道。



俺は勇気を出して




「美桜、夏祭り一緒に行かない?」




美桜は困った顔になって



「ごめんね、先に約束した人がいて」




「それって小田?」




「え、なんでわかるの?」




やっぱり、一歩遅かったか




「だから、ごめんね?」




< 81 / 101 >

この作品をシェア

pagetop